インプラント治療を多く行うようになったきっかけ
マスダ歯科医院の院長の増田一生と申します。 私は大学卒業後、埼玉医科大学総合医療センター歯科口腔外科に入局し、顎顔面の外傷治療・腫瘍の手術などに携わって参りました。ここでのさまざまな経験は、今の自分の原点でもあります。
そして・・・大学病院の助教に昇格した頃、一人の患者様に出会ったことがインプラント治療を積極的に行うきっかけとなりました。もちろん大学病院には、口腔インプラント外来も併設されていたので、依頼があればインプラント治療を行いましたが、積極的にはインプラント治療を行ってきませんでした。
その患者様は腫瘍を摘出し、顎の一部を失っておられました。幸いなことに手術は成功に終わり、外科医としては満足できる経過でした。しかし、患者様には「入れ歯が合わなくて食べられない、入れ歯が落ちる、恥ずかしくて孫に会えない・・・」などのお悩みが残ってしまいました。
・・・結局命は救えたかもしれませんが、患者様の生活の質は取り戻せなかったのです。
《治療前》
主訴:顎がなくなって入れ歯が落ちる
患者様のことを考えた時に、思い浮かんだのがインプラント治療です。
最終的にこの患者様の希望により、入れ歯の支えとしてのインプラント治療を適応することになりました。しかし、患者様の健康状態が良好とは言えなかったため、手術までの話し合い・準備に時間がとてもかかりました。インプラント治療は噛めるようになる(骨とインプラント〈人工歯根〉がくっつく)までの期間が長いため、それまでは患者様の診察のたびに「噛めるように!噛めるように!しっかりインプラントがくっつくように!」と願う日々が続きました。
《治療後》総評
数か月が経ち、完成後・・・お孫様の前で笑っても入れ歯が落ちることもなく、食事にも困らなくなり、喜んでおられる様子がお伺いできました。
たしかにインプラント治療は完成まで時間もかかり、手術直後は不便もあったと思います。しかしながら、そう・・・インプラントにより患者様の笑顔を取り戻すことができ、ようやく生活レベルの回復ができたのです。恐らくインプラント治療なしではこの結果には辿りつけなかったかもしれません。
インプラント治療を行った患者様から感謝の言葉をいただいたことを境に、顎や歯を失った患者様の健康を取り戻せるインプラント治療を積極的に行うようになり、休みさえあればインプラントの講習会や学会参加・・・ついには海外まで勉強しに行くようになりました。
治療期間 | 5ヶ月 |
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費用 | 100万円 |
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メリット | 見た目を気にせずお話することが出来ます。お食事も好きなものを我慢せず楽しむことが出来ます。 |
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デメリット | 外科手術です。術後は腫れ、痛み、出血を伴う可能性がございます。 |
インプラントはメインテナンスがとても重要で、これ以上にインプラントを増やさなくて済むような口腔管理が重要だと考えられます。
そのためマスダ歯科医院では、歯周病治療や予防にも力を入れております。
患者様の全身の健康を守り育てるために、患者様の笑顔を創造するために、患者さまに安心していただくために、日々精進してまいりますので宜しくお願いいたします。
当院院長は、「日本口腔インプラント学会」「日本顎顔面インプラント学会」「DGZIドイツ口腔インプラント学会」の資格を取得しております。
インプラント治療は、治療後にどれだけ責任をもって診ていけるかが大切と考えています。
口腔外科を専門とする歯科医師のサポートを受けながら、治療後のメンテナンスもしっかりと行っております。
そして、治療だけでなく学会での発表や論文など学術の分野に関しても力を入れており、日本口腔インプラント学会においては学術賞も受賞いたしました。
海外の学会での論文活動も行っており、数々の医療情報をもとに患者様に喜んでいただける治療を提供できるよう日々努力しています。
院長はほぼ毎年海外で講演などを行っておりますが(2018年4月現在 )、日本の歯科医療技術は世界でも十分に通用します。一方で今後想定される多くのインプラント治療後のメンテナンス難民となる患者様の対応。つまり、インプラント中心で活躍されてきた有能な歯科医師先生達の引退時等により、その後に管理する専門的な知識・技術をもつ歯科医師の不足の問題です。
インプラントに対しては、人の人生を変えることができる非常にすばらしい治療であることは間違いありませんが、不測の事態に対応できる若い人材を今から準備していく必要があると考えられます。
指導・教育するにあたっても、インプラントの治療経験も必要ですが知識習得し、資格取得することも重要です。学会認定の指導医合格の基準として インプラントの治療経験数は当たり前で、例えば国内外への論文・著書などが多数必要です。論文を書くにあたっては、あらゆる正しい情報、違う見解など十分に勉強しなくてはいけません。例えば1つの論文を執筆するにあたり データの集積に数年、実際書き始めて審査員の厳しいチェックで通過するまで何度もやり取りして論文誌に掲載されるまで期間は約1~3年、参考として読む論文は100誌以上です。
当院院長は、口腔外科・スポーツ歯科・矯正医でもありますが、インプラントだけでもすでに10以上の論文に携わっています(2018年4月現在)。近年はインターネットの時代で様々な情報が簡単にわかり、指導医資格の合格するための条件は、歯科医師・衛生士は理解しています。残念ではありますが「インプラントたくさん治療しているから、私のやり方が正しい。付いて来い!」なんてことは、教育をするうえで、そんな時代はとっくに終了していると思います。
このような時代だからこそ、資格をもち指導していくことが必要だし、院長自ら難関試験を合格することでこれから資格取得 を目指す若い歯科医療従事者に希望を与えられると考えています。
そして この技術を多くの若い医療従事者の有資格者として指導し、正しい知識をもつ多くの専門医を輩出することが、当院の役目と考えています。
CTを用いることで、最薄0.076mmの断層撮影、3D撮影が可能なため従来の撮影機よりも詳細に患者様の状態をお調べし診断することが可能となりました。
インプラント治療は、骨の状態により切ってから手術を中止することになったり、うまくインプラントを埋入できずに再手術を行うこともありますが、CTで事前検査を行うことでそのリスクを減らした手術を行うことが可能になります。
部位ごとの撮影も可能で、従来のものよりも照射時間が短いためお身体への負担も少ないのが特長です。
通常のレントゲンでは見ることが出来なかった骨の厚みをより詳細に調べることができるため、必要最小限の治療で患者様の負担を軽減することが可能となりました。
インプラント治療に関しての注意事項
治療後も状態の確認や管理が必要となるため、必ず定期的なチェックでご来院ください。
長く快適に使用できるよう、当院でサポートをさせていただきます。
検 査 | ¥20,000 (税込¥22,000) |
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基本手術料 | ¥40,000 (税込¥44,000) (1手術) |
スタンダード | ¥320,000 (税込¥352,000) |
ハイグレード | ¥350,000 (税込¥385,000) |
プレミアム | ¥380,000 (税込¥418,000) ~¥450,000 (税込¥495,000) |
ソケットリフト術 | ¥30,000 (税込¥33,000) ~¥50,000 (税込¥55,000) |
サイナスリフト術 | ¥200,000 (税込¥220,000) |
骨移植術 | ¥10,000 (税込¥11,000) ~¥100,000 (税込¥110,000) |
粘膜移植 | ¥50,000 (税込¥55,000) |
笑 気 | ¥0 |
静脈内鎮静法(点滴) | ¥50,000 (税込¥55,000) |
インプラント無料説明会を随時開催しております。
説明会について詳しい情報はお問い合わせください。
TEL: 0120-118-409 携帯・PHSからは TEL: 048-686-0088
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